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★3つの本州四国連絡橋の1つ
本州四国連絡橋の一つ、瀬戸大橋の愛称で親しまれる児島・坂出ルートは、瀬戸内海をまたぎ、本州(岡山県・倉敷市)と四国(香川県・坂出市)を結んでいる6つの橋の総称で、途中でいくつかの小島を経由しています。
瀬戸中央自動車道の一部区間を指すのですが、同自動車道は、瀬戸内海の美しい島の多い海の真ん中を通る、道路と鉄道の併用ルートで、昭和63年に開通しました。

ルートは道路37.3km、鉄道32.4kmで、海峡を渡る部分9.4kmに架かる6つの橋の総称が瀬戸大橋と呼ばれています。
道路と鉄道の併用とは、橋梁上部を車道が走りその下側をJRが走るという2層構造になっているのですが、バイクで走れば下を鉄道が走っていることを感じることはありません。
トラス斜張橋やトラス吊橋、連続トラス橋など、世界最大クラスの橋が連なる姿は壮観で見応えがあります。

他の2つの本州四国連絡橋は、神戸・鳴門ルート(兵庫県と徳島県を結ぶルート)、尾道・今治ルート(広島県と愛媛県を結ぶルート、通称:瀬戸内しまなみ海道)です。
本州・四国間のツーリングの際には、組み合わせて走行することを検討されるとよいでしょう。

★時間帯によって様々な表情を見せる瀬戸内の魅力
海面までけた下30mのこの橋上をさわやかな風を受けながら、バイクで疾走するのは最高に爽快な気分です。
この橋の上から見る瀬戸内海の島々の風景は、時間ごとに見え方が変わりいくつもの楽しみ方があります。
まず、瀬戸内海から昇る朝日は、明るいオレンジ色に輝き、海一面をオレンジに染め、周辺の小島を目覚めさせているかのようで、一日の始まりを予感させます。

快晴時の昼間の瀬戸内海は、青い空・青い海が美しく、明るい日の光をキラキラと反射して、エネルギーを感じさせます。
夕方の瀬戸内海は、落ち着いたオレンジに染まり、一日の疲れを癒してくれるかのようです。
夜は、150m近い高さの吊橋の鉄塔がライトアップされ、また橋梁自体もライトで明るくなりますので、眠った海と長く伸びる橋とのコントラストが際立つ時間です。

★区間で唯一の与島パーキングエリアからの眺め
瀬戸大橋区間で、唯一のパーキングエリアに下りれば、つり橋の高い鉄塔を持つ巨大な大橋が続く景色が望め、また、与島パーキングエリアには展望台もあり、瀬戸大橋が一望できます。
「よく、こんなに大きな橋を造ったものだ」と感心すること必定で、日本の技術力の高さを改めて感じさせてくれます。

四国側の坂出北インターチェンジを下りれば、瀬戸大橋の近くにある瀬戸大橋記念公園や、ワインディングやアップダウンを愉しめるツーリングに最適な五色台に寄ってみるのがおススメで、どちらからも大橋の眺望が広がります。
橋の上のツーリングでは、気象状況により、強い横風が吹く場合もありますので注意して運転してください。