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関西の拠点、大阪。
今は大阪と言うとどういうイメージを持つ人が多いのでしょう?
大阪は、ずっと前から「商人の町」として栄えてきた都市です。
古くは京都が「都・日本の中心地」として栄えていた時代がありましたが、それだけに京都は縦社会が非常に厳しく、そこでいきていくためには身分制度をしっかり守らなくてはならなかったのです。
その文化ではなく、また独自の文化を求める人が集まったのが、「大阪」だと言われているとか。
だからこそなのでしょうか、大阪の人と言うのはどこにいっても自由な気風にあふれていて、活発に商売をしているイメージがあります。
なので、大阪と言えば「商売の町」というイメージが強いのかもしれませんが、そればかりの土地ではないのでツーリングでぜひ回ってみてください。

☆一度は大阪城をみてほしい
大阪に行ったら、一度は大阪城をみてほしいです。
大阪城の天守閣は燃えてしまったので、今ある天守閣は後につくり直されたものですね。
このため、大阪城のお城の価値をあまり考えない人もいるのですが、実は大阪城でみてほしいのは天守閣ではなく石垣のほうなのです。
今、私たちから見えている石垣は、天下統一を果たした徳川家康が築いたもの。
その証拠に、全国の大名たちが城をつくるための石を献上したために、石垣に使われている石をよくみると「刻印」が入っています。
各地の戦国大名が、自分の家紋を刻んでおくったものを使っているから家紋をみることができるわけです。
こうして、大阪城の石垣からは「歴史」をみることができるために、オススメなのですね。

そして、もうひとつ。
大阪城の石垣は徳川家康が作ったものだと書きました。
しかし、実は最初に大阪城をつくったのは豊臣秀吉です。
今ある大阪城は、徳川家康が豊臣家を滅ぼしてから新しくつくりなおしたもの。
この豊臣秀吉のがつくった時代のお城の石垣はどうなっているのか。
それが、歴史家たちの間ではずっと疑問でした。
そこで研究をしたところ、なんと今ある大阪城の下に、豊臣時代に作られた石垣が存在することが解りました。
この石垣は一般公開されていませんが、地下に通じるマンホールのようなものが大阪城周辺にありますので、もしお出かけをしたらマンホールのようなものを探してみてくださいね。

このように、大阪城というのは歴史的に見ても非常に面白いスポットになります。
ぜひ、多くの人にこの大阪城を観てほしいです。
調べてみると、本当に面白い歴史がたくさん詰まっているお城だということがわかるはずですよ。