★琵琶湖の北部に突き出す形の葛籠尾(つづらお)半島を巡るパークウェイ
びわ湖の最北端に突き出た葛籠尾(つづらお)半島を縦に巡る、18.8kmのドライブコースで、滋賀県長浜市西浅井町岩熊~菅浦間を結んでいます。
営業時間は、8:00~20:00で、20:00にはゲートが閉鎖されます。
冬季の営業期間は積雪や路面凍結など気象状況次第ですので、事前に交通情報の確認が必要です。
アクセスは、北陸自動車道木之本インターチェンジから20分で、琵琶湖に突き出す半島をぐるりと回るパークウェイは、ほぼ全区間がワインディングロードになっており、ライダーに人気のスポットです。
沿道には約4000本の桜の並木で、その向こうには太陽の光に反射して輝く雄大なびわ湖、さらにその奥には四季折々の変化を楽しませてくれる山々の景観が目を楽しませてくれます。
つづらお展望台からは、琵琶湖の4分の1以上の景観を臨むことができると言われるほど見渡しが良いので、ぜひ視界の良い晴れた日に訪れたいですね。
パークウェイに入り、湖の横を走る間、アップダウンはないのですが、タイトなコーナーが多いです。
琵琶湖と別れ、山道に入るときつい勾配のついた坂道で中低速コーナーが続きますので、スピードの出しすぎに注意しましょう。
パークウェイの半ばあたりからは、片側が崖となるレイアウトで、道路が一方通行となっています。
ブラインドコーナーが多いので、対向車が来ないのは安心出来ますし、路肩も余裕を持って作られているのですが、時折、歩行者や自転車が走っていたりしますので、道路脇ギリギリを走らないように。
パークウェイは4月と11月が最も訪れる人が多いことからもわかるように、桜の季節ともみじの季節が最も人気であることが分かりますが、それ以外の季節も楽しめますので、すいた時期に訪れて好みのスポットを発見するのも楽しいですよ。
★季節ごとの愉しみ
春は、海津大崎から奥琵琶湖パークウェイにかけての約23kmが、滋賀県でもトップクラスの桜の名所で、樹齢20年から25年の約4,000本の桜並木は圧巻です。
パークウェイの途中にある「つづら尾崎展望台」からの琵琶湖や竹生島の眺望と桜はブルー・グリーン・ピンクの見事なコントラストです。
夏は、青い空に輝く陽光を湖面が反射し、キラキラ・ユラユラと幻想的な風景を醸し出します。
湖岸の木陰にたたずめば、湖を渡る風が暑さを忘れさせてくれますよ。
秋は、琵琶湖の静かなブルーと、オレンジ色に染まる山々と、澄んだ秋空のコントラストが感傷的な気持ちを呼び起こします。
冬は、春を待つ木々に、雪が美しい華のように積り、とても魅力的なのですが、積雪が多く、通行はとても危険なため、残念なことに、パークウェイはこの季節は通行止めとなります。