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中古バイクは外観ばかりでなく、中身もちゃんとチェックしておく必要があります。それをきちんとチェックしておかないと、購入したもののすぐに壊れてしまった、不具合が出たなどという事が起こります。バイクショップ購入する場合でも、知人や友人から譲り受ける場合でも車体のチェックはしっかりするのが基本です。
 

中古バイクのチェック箇所はいくつもありますが、特にエンジンやキャブレターなどはチェックしておいたほうが良いですね。バイクのエンジンは人間で言えば心臓部分にあたります。エンジンに不具合をきたすと本来の走行性能が発揮できないばかりか、最悪エンジンブローして壊れてしまう事もあります。
 

エンジン

エンジンはなかなか素人がチェックして判断しようとしても難しいものがあります。エンジンは分解するのもそうですし、組み立てるのにも技術や特殊な道具が必要となります。勿論中には自分でエンジンやミッションを組み立てる人もいますが、普通に街乗りや通勤通学にバイクを使用するくらいの人であればまずそういった事は未経験でしょう。
 

実際にエンジンを開けてチェックするというのはほぼ不可能です。バイクショップでもまずそんな事はしてくれません。勿論別途お金を支払えばやってくれるかもしれませんが、あまり現実的とは言えません。バイクショップなどでエンジンをチェックするにはその吹け上がりをチェックしてみましょう。ミッションならニュートラルに入れた状態でアクセルを吹かしてみるのです。
 

この際に注意するのはアクセルとのレスポンスです。アクセルを多めに開けたり、少なく開けたりしてそのレスポンスに注意してみましょう。明らかにレスポンスが悪い場合はアクセルワイヤーやエンジン、キャブに問題があると言えるでしょう。また高回転まで回した時に明らかに異音がする場合なども要注意です。
 

エンジンやキャブは素人ではなかなか判断がつきにくい場所でもあります。比較する対象が無いのであれば尚更ですよね。エンジンの調子などは実際に乗ってみないと分からないケースが多いので尚更です。試乗出来れば良いのですが、なかなかそれも現実的ではありませんよね。

とりあえずは停止状態で吹け上がりのチェックなどを行うくらいしか素人ではする事ができません。この際も自分だけでは不安な場合、バイクに詳しい友人などに一緒に来てもらうというのは良い手です。また同じバイクが近くにある場合なら吹け上がり具合を比較してみるというのも良いでしょう。