それぞれのマシンの特性に合ったものを選ぶ
サスペンションは、バイクのパーツの中でも特に重要なものです。
地面とボディーをつなぐための部品として、パフォーマンスにかなり大きな影響を及ぼします。
そのため、メーカーでもエンジンなどの燃焼系のパーツに加えて、サスペンションの質にはかなり気を遣っています。
サスペンションを交換する際には、それぞれのバイクの特性に合ったものを選ぶことが重要です。
メーカーのオリジナルのサスペンションは、車重やボディーバランス、エンジン特性などに合わせて最善のものを搭載しています。
それを交換するとなると、やはり同じような配慮が求められることになります。
単に価格や見た目の良さだけでなく、サスペンションの硬さや特徴、耐久性などを見て、自分のバイクに適したものかどうかを考えなければなりません。
じっくりといろいろな商品を比べてみて、オリジナルのサスペンションから変更する価値があるかどうかを判断するようにしましょう。
有名メーカーから選んだ方が無難
サスペンションはバイクの中でもかなり酷使するパーツですし、パフォーマンスに直接影響するところです。
さらには、サスペンションに何らかの不具合が生じると、大きな事故につながることもありますので、確実なものを選ばないと後で痛い目に遭うことすらあります。
そこで、有名メーカーのサスペンションを購入するようにして、安心できる質のものを選ぶことをおすすめします。
バイクサスペンションの有名なメーカーはいくつかありますが、やはりクァンタム、プログレッシブ、ダブルピー、オーリンズといったメーカーが知名度も高く、多くの人に利用されていますので安心です。
剛性のある素材と確かな技術によって作られているパーツですので、信頼できるのが一番のメリットです。
また、オリジナルにはない特徴的な特性を見せてくれますので、今までの走りの質を変えるのにももってこいです。
交換する際の注意点
信頼できるメーカーの商品を選び、自分のバイクに合うものを選ぶことができたら、いよいよ交換するということになりますが、サスペンションは大事なパーツですので慎重に交換する必要があります。
特に衝撃が大きくかかる部分ですので、ナットの締めやオイルシールの確認などはしっかりとしたいものです。
こうした作業が甘いと、乗っているうちにパーツのゆるみが生じたり、オイル漏れが出てきたりして、パーツの質を劣化させることになります。
もし、自分で交換したことがないのであれば、細かな作業手順がのっているものを見て、確実に作業を行っていくことが大事です。
不安があるようであれば、修理店に依頼した方が無難でしょう。