ライダーが最も接触する部分なのでこだわりたい

バイクのカスタマイズというと、ハンドルやカウル、ライト、マフラーなどのパーツがなされることが多く、シートの交換は後回しになってしまうケースが多く見られます。
しかし、シートはライダーが一番接触しているパーツですので、これを交換することでかなりの差が出てきます。
また、バイク全体の中でも大きな面積を占めるパーツとなっていますので、シート交換をすると、見た目にも大きな変化が出ますので、カスタマイズするだけの価値があります。

特に長距離のツーリングをするというバイカーの場合は、シートを交換することでかなりのメリットを感じることができるはずです。
しっかりとライダーをホールドしてくれて適切なライディングポジションを保ってくれますので、より走りを楽しめますし、疲れにくくなるという利点が生まれます。
また、タンデム走行に適したシートを選ぶことで、二人とも快適で居心地の良いバイク走行ができるというのもうれしいと

いくつかの方法があるシート交換

シートにはいくつかの方法がありますので、予算や好みに応じて選ぶことができます。
一番簡単なのは市販のシートカバーを装着するという方法です。
オリジナルのシートを保護することができますし、デザイン性に優れたものも多いのでイメージアップにぴったりですし、なにより費用が安く済むというメリットがあります。

シートを丸ごと交換するという手もあります。
いろいろなカスタマイズメーカーでそれぞれのモデルに合ったシートを販売していますので、好みのデザインや機能性のものを選ぶことができます。
座り心地自体が変わりますので、長距離ツーリングの快適性を高めたい人などにもってこいです。

また、シートをオーダーするという方法を採ることもできます。
さすがに費用は張りますが、自分の好みのデザイン、乗り心地に優れたシートにすることができますので、満足度という点ではナンバーワンでしょう。
クッション部分はそのままにして張り替えだけ頼むという方法もありますので、いろいろな選択肢がとれます。

シートを選ぶときには実際に触ってみた方が良い

シートは、ライダーが座る部分ですので、見た目だけでなく座り心地を重視する必要があります。
そのため、カタログなどで見るだけで決めてしまうのではなく、実際に触ってその感触を確かめてみた方が良いでしょう。
ほとんどの商品は、座り心地についての説明が記載されているものですが、やはり自分の手で確かめてみないとその様子は分かりません。

買ってから後悔することがないように、こうした点に気を付けてシート選びをしたいものです。
きちんとしたシートを選べば、よりバイク走行が楽しくなるはずです。