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そもそもブレーキローターとは何か?

ブレーキローターとは自動車やバイクなどに使われているディスクブレーキを構成する部品の一つです。
素材は鉄・ステンレス・アルミニウムなどが該当しており、使い続けるともちろん摩耗していきます。

そもそもディスクブレーキは円盤を挟み込む形の制動装置であり、この円盤部分がブレーキローターに外用するのです。
このブレーキローターは摩擦熱に強くいことと放熱効果が高いことが求められているのですが、バイクだとローターがむき出しになるのでそれにくわえて錆びないことも求められるようになっています。

ブレーキローターの交換時期について

このようにブレーキを構成する上で非常に重要な役割を担っているブレーキローターは放置するとブレーキの利きが悪くなるので事故が発生する確率が飛躍的に上昇します。
そのため、定期的な交換が必須となるでしょう。
ただし、ブレーキローターは走行すればするほど摩耗するタイプも部品になりますので、走行距離を目安にしたほうがいいです。

具体的には走行距離5万kmに到達したら交換するという意識でいいでしょう。
ただし、目視確認でブレーキローターそのものに傷がついていたり薄くなっていることが確認できた場合は5万kmにこだわらないで交換するようにしてください。

また、ブレーキローターには「MIN TH ○○」といった刻印が刻まれているのですが、実はこれはて厚さが○○mm以下になったら交換する必要があるというサインなのです。
ブレーキローターは使い方次第で「偏摩耗」が発生してしまうこともありますが、偏摩耗が発生してしまった場合は交換時期ではなくても交換した方がいいでしょう。

ブレーキローターの交換費用はどれくらいか

ブレーキローターをバイクショップなどで依頼して交換してもらった場合は工賃が一つのブレーキローターで約3,000円となっています。
ただし、部品代として前輪のブレーキローターは1万円以上しますし後輪でも7,000円以上しますので、両方まとめてセットで交換するなら2万円程度はかかると考えてください。

ブレーキローターを自分で交換する場合は部品代だけですみますので交換を依頼するよりはいくらか安くなりますが、ブレーキの利きは非常に重要なので交換作業に自信がない人はやってはいけません。
最悪死亡事故に繋がりますので、安全走行をしたいという方は専門店に依頼するようにしましょう。

交換についての注意点

純正の新品に交換する場合は特に問題点はないのですが、中古品や欧州製輸入車のブレーキローターに取り替える場合は注意が必要です。
海外のブレーキパッドやディスクローターはブレーキシステムにおける考え方の違いから消耗スピードにかなりの差があるので、5万kmといった一つの目安が役に立たないという意見が多数あります。

海外の一部のブレーキパッドやローターは制動性を重視するためにあえて柔らかくしているケースがありますので、交換する時には注意してください。
また、中古やリビルト品だと偏摩耗が発生しているケースもありますので、念入りにチェックする必要があります。