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ドライバーを使うタイミングとは?

ドライバーは、バイクのメンテナンスだけでなく、さまざまな作業で使用する工具です。
バイクに乗らない人の中にも、ドライバーを日常生活の中で使ったことがあるという人は多いでしょう。
簡単に使える家庭用工具として人気のドライバーですが、バイクのメンテナンスで使用する際には、どこにどのタイミングで使うかという点でいくつかの注意点があります。

まず、ドライバーにはプラスドライバーとマイナスドライバーとがあります。
マイナスドライバーはバイクのメンテナンスでは一般的ではなく、多くの場合にはプラスドライバーを使ってネジを閉めたり緩めたりすることでしょう。

このプラスネジは、なめやすいという特徴があります。
ドライバーのサイズがジャストフィットでなければつぶれやすいのです。
ネジ山にもいくつかのサイズがあるため、メンテナンスでドライバーを使う際には必ずドライバーを何本か準備しておき、ジャストフィットなサイズのものを使うように心がけてください。

ドライバーが必要なメンテナンス個所は、マスターシーリングやサイドカバーなどがよく知られています。
ボルトが使われている箇所はそれほど多くはなく、多くはネジを使って締め付けを行います。
目視できる部分にネジが使われているなら、ドライバーのサイズを確認したり調節しながらメンテナンスを行えるでしょう。

ドライバーの正しい使い方、知ってる?

ドライバーには、正しい使い方があります。
使いやすい工具なので、使い方や握り方を考えず、手でぎゅっと握って使うという人は多いかもしれません。
しかし正しい使い方を理解することによって、バイクのメンテナンスでも失敗するリスクを最小限に抑えることが可能です。

ドライバーの持ち方ですが、グリップのお尻の部分が掌の中に納まるように握ります。
イメージとしては、ネジ山に当てたドライバーを、手のひらでぐっと圧をかけて固定するという感じです。
鉛筆を握るように持ったり、ドライバーのお尻の部分から力をかけられるないような握り方はNGです。

ドライバーを正しく使う際には、押し付ける力が7割、そして回す力が3割程度と意識しましょう。
押し付けずに回そうと力を入れてしまうと、ネジ山がつぶれる原因となりかねません。
ドライバーというと、ネジ山を回すための工具というイメージがありますが、実際には押し付ける力をメインにすれば、それほど力をかけなくても回すことはできます。

ネジ山をつぶさないための工夫としては、ネジ穴に差し込んだドライバーの先端から、握っている手、そして力を入れる肘ぐらいまでは、できるだけ一直線のラインにするという点です。
間違った持ち方をしていると、このラインを一直線にすることは難しいため注意してください。
一直線にすることによって、ネジ山に正しい方向から押し付ける力を加えられます。
方向がずれると回す力が強くなり、ネジ山がつぶれる原因となるので要注意です。