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プライヤーとはそもそもどんな工具なのか?

プライヤーはわかりやすく一言で表現すると「モノをつかんだり挟んだりする工具」となります。
つかむとか挟むという工具と言われるとペンチを連想してしまいがちですが、こちらは針金を切断するといった機能も搭載しており利用範囲がかなり広い工具なのです。

基本的な機能としてプライヤーは挟んでつかんで切る能力がある工具であり、私たちが指で行っている行程を力強く行ってくれる頼もしい相棒となってくれるでしょう。
特に何かの修理や工作を行うときに役立ちますので、DIYや車などの修理を行うことがある人には必須の工具となります。

ちなみに、プライヤーのギザギザの溝が掘られている部分は「アゴ」という名前がついており、このアゴは先端部分で挟めば挟むほどより強い力が伝わるようになっています。
切断機能は本体が交差している部分に近いところになりますので、挟む場所によって機能を使い分ける事ができるのです。

プライヤーの正しい使い方

プライヤーの正しい使い方は開く幅を調整し、アゴの位置を調整する事にあります。
丸いモノや大きなモノをつかむ場合は先端ではなく広くなっているアゴの中央部分をうまく活用してください。

本体が交差している部分に近いところでは針金などの切断が可能なので、針金などを使う場合はその部分でカットしましょう。
ただし、水道管などの修理に用いるウォーターポンププライヤーは挟む機能に優れていますが切る能力がないモノもあるので、プライヤーの使い分けも重要です。

ペンチとはそもそもどんな工具なのか?

ペンチもプライヤーと同じく挟む・つかむ・切るという3つの機能を兼ね備えた工具となります。
ただし、ペンチはプライヤーとは異なり支点となっている部分をずらして挟む部分の大きさを変える機能はありません。

ペンチは支点をがっしりと固定してあるので、それがプライヤーにはない利点をもたらします。
つまり、ペンチは支点が動かない分ガタガタと動くことも少なくモノをつかんでかしめる機能は高くなりやすいのです。

ペンチの正しい使い方

一般的なペンチとして最も知れ渡っているペンチは電工ペンチでしょう。
このペンチは柄部・くわえ部・刃部の3つで構成されていますが、手で持つことになる柄部は持ちやすくするために樹脂コーティングがされていることが多くつかみやすくなっているのです。

ペンチを使う場合はより力を伝達しやすくするために、親指と人差し指と中指を使って柄部の外側を握るようにしましょう。
使っていない小指と薬指は内側に入れると開閉がかなりスムーズに行えるようになります。

また、針金を切るときになかなかきれないからといって無理矢理こじるとペンチの破損に繋がってしまいますので、こじらないようにするのもポイントとなります。