そもそも気筒数とは
バイクに乗り始めると気筒数という言葉をよく聞くと思います。
通常エンジンの中でピストンがシリンダーという筒の中を往復するクランクを回すこと伝達をして、タイヤが動く仕組みとなっています。
この中のピストンの数が気筒数として掲示されています。
そのため、気筒数が多いということはシリンダーが多いということになるので、排気量を上げることでパワーを上げるという仕組みになっています。
単気筒がスタンダード
単気筒は、文字通り気筒数が1つしかないため、何の干渉も受けずに徐々に回転数を上げていきます。
そのため、回転数に限界があり、さらには最高回転数に上がるまで時間がかかります。
また、重量も軽いことから軽快に走りたい方に向いています。
排気量の分布は50cc~700cc程度となっており、悪路でもリヤタイヤがグリップを失いにくいということもあり、本格オフロードに採用されています。
多様性がある2気筒
2気筒は、2つのシリンダーが搭載されており、種類が豊富です。
主な内容を挙げると、並列2気筒とV型2気筒と水平対向2気筒になります。
3つに分けられるのは、2つのシリンダーを使用するのは変わらないものの、気筒で起こる爆発のタイミングの調整で違いが出ています。
そのため、2気筒のバイクを購入する時は必ず確認しましょう。
3気筒は2気筒と4気筒のいいところを集めたもの
3気筒は、中間グレードといった感じで、2気筒の鼓動感と4気筒のスムーズさをそれぞれ取り入れており特化型ではないものの、バランスの取れた稼働をしてくれます。
パワーも欲しいけど、カッコよさも欲しいという方は3気筒を選ぶことをおすすめします。
排気量は675cc~1200ccまでが存在していますが、ロケット3のみが2200cc超です。
高性能を追求した4気筒
4気筒は高回転高出力が持ち味で、低回転でありながらスムーズに回転数が上昇していき、いい具合にスピードが上がっていきます。
安定したスピード上昇が好みの方は、こちらのタイプがいいかもしれません。
排気量は、400cc~1400ccクラスで、安定したパワーバランスが欲しい方はこちらを選びましょう。
とにかく高性能の6気筒
6気筒は4気筒以上の高性能で、回転数が高いこともありさらにパワーを追求したタイプです。
そのため、比較的ゆっくり回転数が上昇しつつも速度が出せるものが欲しい人は満足する内容です。
ただ、重量が他の気筒に比べると重いこともあり、車体が重く感じると思います。
とにかく最高級の性能を持った車体にしか乗りたくないと思っている人は、6気筒の物を探して、デザインなど自分に合っているものを選ぶことをおすすめします。
そうすることで、より車体にのることが楽しくなります。