ライダーがあえて厳しい道を選ぶのは「自分への挑戦」
バイク好きなライダーは、ツーリングなどをするときになるべく走りにくい道を選ぶことがよくあります。
道が分岐しているときにはワインディングやカーブの多いルートを選択したり、ツーリングの計画を立てているときにも、あえて急な坂道やカーブがあるところを走ろうと考えたりするのです。
ライダーがこうした道をあえて選ぶ理由は、「自分への挑戦」です。
バイクに乗り慣れてくると、ライダーは自分のライディングテクニックに自信をもつようになります。
そして「より難しい道を走り、自分の力を試したい」と考えるようになります。
そのため上記のように、自分から難しい道へチャレンジするようになるのです。
大型バイクに乗っているライダーは特にこの傾向があり、果敢に攻める人が多いです。
ライダーはツーリングを楽しみながら、自分の限界に挑戦しているのです。
難しい道を攻略したときには、大きな達成感がある
ライダーは険しい道を選択してそれを攻略できたとき、大きな達成感を得ることができます。
自分の限界に挑戦してそれを乗り越えることで、より大きな自分になることができるのです。
これを繰り返すことで、ライダーは自分のテクニックをさらに磨いていきます。
人によっては厳しい道を選ぶだけでなく、悪天候のときを意識的に選んで走ることもあります。
雨風が強い日に山道へ出かけたり、台風のときにあえてツーリングへ出かけたりするのです。
側から見ていると危険に感じることもありますが、ライダーは自分で対応できる限界を見極めて挑戦しています。
また、日常生活で、こうした大きな達成感を得られることはあまりありません。
仕事で大きなプロジェクトに挑戦しているなら充実感を得られることもありますが、一般的な仕事ではなかなか少ないです。
しかしツーリングなら、自分の意思で果敢にチャレンジすることができます。
ライダーは刺激のない日常に飽きてしまったことから、こうした激しいライディングに挑戦することがあります。
周りの人が安全なツーリングを勧めることも必要
ライダーはこのように達成感や刺激を求めて、ツーリングの際に難しいルートを選択することがあります。
特にある程度バイクに乗り慣れたライダーはこの傾向があるため、周りの人は安全に気をつけて走るよう勧めておきましょう。
険しい道にチャレンジするのは本人の自由ですが、事故や怪我などをしてしまうと、周りの人に心配や迷惑をかけてしまうことになります。
バイクはヘルメットしか自分の体を守るものがないため、場合によっては大きな事故につながってしまうこともあります。
日頃から「安全運転を心がけて」と伝えておくことが大切なのです。