ライダーはツーリング先で観光をしないことが多い
バイクに乗るライダーは、ツーリング先に行っても観光をせずに過ごすことがあります。
旅先に着いたら観光をするのは、普通の人からすると常識のように思えます。
しかしライダーにとって、これは当てはまりません。
目的地に到着しても、人によってはそれほど観光名所などに立ち寄らないことごあるのです。
なぜこうしたことが起こるのかというと、ライダーにとっての目的は「バイクに乗ること」だからです。
ライダーは観光より、あくまでもバイクが好きなのです。
そのため観光名所に立ち寄るかどうかにこだわりはなく、「バイクをいかに楽しめるか」に重点を置いているのです。
ツーリング先の目的地はいわば、バイクに乗るための手段なのです。
周りの人から見ると不思議に思えるかもしれませんが、こうしたことを理解するとライダーの行動を理解することができます。
ライダーは地方の観光地に出かけることが多いですが、これは海沿いの道や山道、峠などを走るためです。
都市部から地方へ向かうには、自然の多い場所を通る必要があります。
普通の人からすると運転するのを怖く感じる山道や峠道でも、ライダーにとっては格好の腕の見せどころです。
ライダーは峠を攻めたりギリギリの角度まで車体を倒したりして、存分にライディングを楽しみます。
ライダーはこうした道での走りを楽しむと共に、自分のライディングテクニックを磨いています。
行きに学んだことを活かして帰りのツーリングで実践し、さらに自身の技術を磨くのです。
旅先での観光を楽しむライダーもいる
観光をしないライダーが多いといっても、中には観光地を回る人もいます。
人によっては観光名所での名物を食べることや、お土産物屋を回ることが楽しみなこともあります。
ライダーにもさまざまな人がおり、ツーリングにどのような目的をもっているかも人によって違います。
女性ライダーの場合はバイクの運転技術を磨くより、バイクに乗りながら爽快な気分を楽しんだり観光名所を回ったりすることが好きな人が多いです。
自分の好きなように、ツーリングを楽しもう
これからバイクを購入してツーリングを楽しむ場合、自分の好きなように楽しむことをおすすめします。
確かにツーリング先で観光をしないライダーが多いかもしれませんが、旅のどこに重点を置くかは自由です。
「ライダーだから、走りにこだわらないといけない」ということはないため、安心して大丈夫です。
ただ、バイクに乗り始めると少しずつ夢中になり、結果としてあまりツーリング先での観光にこだわらなくなる可能性はあります。
その場合は特に気にせず、バイクに乗る楽しさを存分に味わいましょう。
いずれにせよ、バイクはとても楽しい乗り物なのです。