バイク好きな人の中にも様々な人が存在しており、ただバイクを眺めたり洗ったりしているだけで満足という人もいれば、とにかく運転が好きという人もいます。バイクの楽しみ方というのは正に千差万別であり、どれが正しいという事はありません。バイクを手に入れる動機なども人によって様々で、毎日の交通手段にしたいからと考える人や、サーキットで本格的なスポーツ走行をしたいと考える人など色々なケースが考えられます。
バイクを購入する際にはバイクショップで、というのが一般的ですが、最近ではネットオークションを利用したりインターネット通販を利用して購入する事も可能です。メリットもデメリットも存在するのがネット売買の世界ですが、利用している人というのは多いようです。バイクショップやネット以外では、友人や知人から譲り受けるといったケースも存在します。
友人や知人にバイクが要らなくなった、もしくは買い換えたいから買ってくれないか、という話を持ちかけられた人も少なくないのではないでしょうか。友人や知人からバイクを譲ってもらうケースではバイクショップなどで購入するよりも遥かに安い価格で購入が可能となる場合もあり、とてもお値打ちな場合もあります。時にはもうバイクは必要ないからと殆ど無料で譲り受ける事だってありえますよね。
気心知れた友人や昔から知っている人であれば良いのですが、殆どよく知らない知人などから売却を持ちかけられた場合には少し注意する必要があります。本当にそのバイクがその人の持ち物であれば良いのですが、中には盗難品や粗悪品を売却しようとする人も事実存在します。あまり普段から付き合いの無い人などから安易にバイクのような高額商品を購入する際には慎重になったほうがトラブルを回避できます。
もちろん、友人だとしてもバイクをもらう時は様々な悩みがあるもの。実際、バイクを友人や知人からもらうという機会は少なくないようですが、その時にすべきことで迷う方も多いようです。
▽バイクをもらう時の手続きに関する疑問
手続き
友人や知人からバイクを購入した場合、もしくは無料で譲り受けた場合、それに乗る為にはいくつかの手続きを踏む必要があります。この際の手続きは排気量によってその手続きが違うので注意が必要です。ここでは小型二輪の名義変更手続きについてご紹介します。
小型二輪バイクは250cc以上のバイクの事です。小型二輪の名義変更をするにはまず譲る側の必要書類を全てまとめて買い手側の人が住む地域を管轄する運輸支局へ行き手続きを行う必要があります。譲る側が用意するものとしては、印鑑、譲渡証明書、委任状、自賠責保険証、軽自動車税納税証明書、ナンバープレートなどがあります。買い手側が用意するものとしては印鑑、三か月以内に発行した住民票、自動車検査証記入申請書、軽自動車税申告書、手数料納付書などが挙げられます。
運輸支局へ行く際にはバイクそのものを持っていく必要はありません。ただし、バイクの車検が切れているのであれば車検を受ける必要があるのでバイクも持っていく必要があります。
個人同士での売買は以外と煩雑な手続きも多く、また自分自身で整備して車検に通そうとしてもなかなか通らない事も多々あります。そういった場合はバイクショップなどに依頼し手続きや車検の代行をしてもらったほうが良いでしょう。自分で時間を割く必要もなく確実なのでその方が結果的に早く手続きが済む場合があります。勿論代行手数料などは必要となりますが、専門店に依頼したほうが確実で早い手続きが可能となるケースが多いです。
個人同士での売買にはメリットもデメリットも存在します。それを理解した上で売り手側も買い手側も取引する必要があります。お金の面にしてもきちんと一括で支払うのか、ローンを組んでもらうのか、最初にきちんとしておかないと後々トラブルにも発展しかねません。また手続きを全部自分でする場合にはある程度書類関係の知識なども網羅しておく必要もあります。