ライダーはパーツをカスタムする人が多い
バイクに乗るライダーは、バイクを自分好みのスタイルにカスタムする人が多いです。
純正のままでバイクに乗る人は少なく、マフラーを別のものに取り替えてみたり、ボディにペイントのデザインを加えてみたりと、人それぞれ独自のカスタムを施すのです。
車に乗る人もカスタムする人はいますが、バイクはこうした人の数が車の場合よりも多いです。
なぜこのように、ライダーはカスタムを好むのでしょうか。
カスタムする理由を考えてみると、バイク好きな人がどのようなことを考えているのかを理解することができます。
格好良さを追求するため
ライダーがバイクのパーツなどを交換する理由として、「格好良さを追求するため」ということが挙げられます。
バイクに乗る人は、颯爽と風を切ってクールに走る姿に憧れて乗り始めることが多いです。
「自分も写真に載っているライダーのように、格好良く走りたい」と考えてお気に入りのバイクに乗り始めますが、しばらくすると自分ならではの格好良さを追求するようになります。
市販されているバイクは幅広い人に支持されるデザインになっており、自分好みのデザインは人によって異なります。
そのためライダーはボディのペイントやマフラー、ホイールなどを交換して、より自分の感性に合うバイクを求めるのです。
こうしてバイクをカスタムすると、自分の中での満足度が高まるとともに、ライダーは「周りの人からも格好良いと思ってもらえる」と感じるようになります。
バイクは「格好良いもの」であり、格好良さを最大限にまで高めるため、ライダーはカスタムの道を走り続けるのです。
バイクのパーツは種類が豊富で、さまざまな部分の部品を取り替えることができます。
そのためカスタムには終わりがなく、ライダーは常にどの部品を交換すると良いかを考えています。
ツーリング仲間に褒めてもらうため
バイクに乗っている人は、定期的にツーリングを楽しんでいることが多いです。
ツーリングは1人ですることもできますが、バイク好きな仲間で集まってツーリングを楽しむ人も多いです。
ツーリング仲間と出かけるときに必ず話題になるのが、「バイクの外観」です。
一緒に出かける人から「サスペンションを変えたんだね。良いね」「そのマフラー、格好良いね」と言ってもらえるのは、ライダーにとって最高の褒め言葉です。
ツーリング仲間に見せるために、ライダーは日々パーツを購入してカスタムをするのです。
ツーリングで初めて会う人とも、まずはバイクを褒め合うことが大切です。
「そのバイク、すごく格好良いですね」と言われて喜ばないライダーは少なく、すぐに気の合う友達になることができるのです。