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バイクを購入したらヘルメットにもこだわりたい

バイクを購入すると次にこだわりたいのは毎日使用するヘルメットです。
ヘルメットはどれも同じと思いがちですが、実際にお店に行くとたくさんのヘルメットが並んでおり、どれを購入していいか悩む方多いと思います。
そのため、まずはヘルメットの種類を知って、選ぶときのポイントや注意点を調べておくことが欠かせません。

ヘルメットの種類は大きく分けて6種類

ヘルメットは大きく分けると、フルフェイスヘルメットとシールドジェットヘルメットとシステムヘルメットとストリートジェットヘルメットとオフロードヘルメットとハーフキャップヘルメットの6種類に分けられます。
まずは、フルフェイスヘルメットですが、顔全体を覆うため安全性と防風性が高いです。
サーキット走行を想定して作られているため、より安全を追求した仕様となっています。

次に、シールドジェットヘルメットですが、大型のシールドが顔全体を覆うのですが、全体を見やすいようには透明なシールドで作られています。
司会が広く解放感があるため、ひとまず顔を守りたいと思っている人には最適です。

次にシステムヘルメットですが、フルフェイスの安全面をいかしながらも、オープンフェイスの手軽さをあわせた万能タイプになります。
ただ、その分サイズが大きく重くなるというデメリットがあります。

次にストリートジェットヘルメットですが、シールドがないタイプで雨や風がある時は顔を守るものがありません。
そのため、視界の確保が難しく晴天時に快適に走行したい時に最適でしょう。

次にオフロードヘルメットですが、フルフェイス並みの保護性能を持っており、走行中に顔に来る風や雨から守ってくれます。
ただ、フルフェイスと同じく重量があり、首がつかれる点があります。

最後にハーフキャップヘルメットですが、軽くて開放感があり、夏の暑い時期には最適です。
しかし、おおわれる頭部面積が他のヘルメットより小さいため、安全面で不安が出てきます。

ヘルメットは自分の走行環境に合わせて選ぼう

ヘルメットを選ぶ際は、自分の走行環境に合わせて選ぶ必要があります。
近くまで行くだけの移動手段であれば、ハーフタイプの物でもいいかもしれません。
ただし、長距離走行する場合は、雨風に遭遇する時間も長いためフルフェイスタイプが欠かせません。

ヘルメットを選ぶ際の注意点は安全面

ヘルメットを選ぶ際は、安全面が重視されている確認しましょう。
もともとヘルメットは、もしもの時に大事な頭部を守ってくれることもあり、役割が果たせないものだと意味がありません。
大きく分けるとヘルメットは6種類に分けられますが、最終的に自分の頭を守ってくれるものを選びましょう。

そもそも気筒数とは

バイクに乗り始めると気筒数という言葉をよく聞くと思います。
通常エンジンの中でピストンがシリンダーという筒の中を往復するクランクを回すこと伝達をして、タイヤが動く仕組みとなっています。
この中のピストンの数が気筒数として掲示されています。
そのため、気筒数が多いということはシリンダーが多いということになるので、排気量を上げることでパワーを上げるという仕組みになっています。

単気筒がスタンダード

単気筒は、文字通り気筒数が1つしかないため、何の干渉も受けずに徐々に回転数を上げていきます。
そのため、回転数に限界があり、さらには最高回転数に上がるまで時間がかかります。
また、重量も軽いことから軽快に走りたい方に向いています。

排気量の分布は50cc~700cc程度となっており、悪路でもリヤタイヤがグリップを失いにくいということもあり、本格オフロードに採用されています。

多様性がある2気筒

2気筒は、2つのシリンダーが搭載されており、種類が豊富です。
主な内容を挙げると、並列2気筒とV型2気筒と水平対向2気筒になります。
3つに分けられるのは、2つのシリンダーを使用するのは変わらないものの、気筒で起こる爆発のタイミングの調整で違いが出ています。
そのため、2気筒のバイクを購入する時は必ず確認しましょう。

3気筒は2気筒と4気筒のいいところを集めたもの

3気筒は、中間グレードといった感じで、2気筒の鼓動感と4気筒のスムーズさをそれぞれ取り入れており特化型ではないものの、バランスの取れた稼働をしてくれます。
パワーも欲しいけど、カッコよさも欲しいという方は3気筒を選ぶことをおすすめします。
排気量は675cc~1200ccまでが存在していますが、ロケット3のみが2200cc超です。

高性能を追求した4気筒

4気筒は高回転高出力が持ち味で、低回転でありながらスムーズに回転数が上昇していき、いい具合にスピードが上がっていきます。
安定したスピード上昇が好みの方は、こちらのタイプがいいかもしれません。
排気量は、400cc~1400ccクラスで、安定したパワーバランスが欲しい方はこちらを選びましょう。

とにかく高性能の6気筒

6気筒は4気筒以上の高性能で、回転数が高いこともありさらにパワーを追求したタイプです。
そのため、比較的ゆっくり回転数が上昇しつつも速度が出せるものが欲しい人は満足する内容です。
ただ、重量が他の気筒に比べると重いこともあり、車体が重く感じると思います。

とにかく最高級の性能を持った車体にしか乗りたくないと思っている人は、6気筒の物を探して、デザインなど自分に合っているものを選ぶことをおすすめします。
そうすることで、より車体にのることが楽しくなります。

必要な設備は?

自分の愛車を部屋に飾っている人は実はかなり多く、インターネット上での検索で「ガレージハウス バイク」で画像検索をするとものすごい数の画像がヒットします。
バイクを部屋に飾っている方々が最も行われている手段がガレージハウスを建てることです。
賃貸のガレージハウスもありますのでそちらを用いるという方法もあります。

ただし、既製品を購入するのはかなりのお金がかかりますので、どうにかして節約する方法を多くの方々が模索しています。
本格的に作る場合は単管パイプ・垂木・波板・モルタル・防腐塗料など様々な工具や道具や建築素材が必要になりますのである程度DIYができる人じゃないと対応できないでしょう。
また、強度計算がおろそかだと大変なことになってしまいますので手作りをしたいという人でもちょっとした計算は必須となってきます。

運ぶ方法を詳しく!

賃貸のガレージハウスを活用すればそちらに問題なく運び込めるでしょう。
マンションではなく一戸建てに住んでいるという方も1階の部屋に運び込む場合はラダーレールなどを用いればそのまま押して運び込むことができます。

これが2階より上となると難易度が跳ね上がるのです。
まず、前提条件として運び込みたい場所に繋がるエレベーターにバイクが入るかどうかです。
そこでNGだったら諦めた方がいいでしょう。
また、バイクが玄関の幅よりも大きいと通すのがとっても困難になるのでそちらもきちんと測るようにしてください。

そもそもマンションの管理規約でバイクが置けないというケースもありますので、マンションの管理規約がどうなっているのかも調べる必要があります。

お金をできるだけかけない方法はあるのか?

お金をできるだけかけたくないという人はDIYをするのが基本ですが、このようにバイクを室内で飾るためには乗り越えるべき壁がたくさんあるのでそちらをチェックすることからスタートしてください。
特に、大家さんや管理会社への確認を怠ると大きなトラブルに繋がるので要注意です。

そこでOKをもらったのならオイル類をきちんと抜いて汚れが発生しないようにしましょう。
特にチェーンオイルは忘れがちなので拭き取ることを忘れないでください。
自力でバイクガレージを建てるという人は廃材の波板と廃材のサイディングを最大限利用すればできる限りお金は抑えられるようになります。
また、乗る予定がないという人はナンバーを外して車検証と共に陸運事務所へ行きましょう。
登録抹消をすれば税金がかからないのでお得です。

バイク乗りのための賃貸マンションも考えよう

とにかくバイクが好きという方はバイク乗りのための賃貸マンションや賃貸のガレージハウスを活用することを視野に入れてください。
マンションによっては完全室内バイク置場を完備していたり、メンテナンススペースも設置されているので探せば色々と見つかるのです。
自作すると確かに安上がりになりますが、ある程度の知識が必要になるので賃貸マンションや賃貸のガレージハウスも選択肢に入れてください。

インジェクションとは何か?

インジェクションとはエンジン内にある燃料噴射装置のことで、センサーとコンピューターを用いて車の状態を把握し最適な燃料を噴射する特殊なシステムとなっています。
このように電子制御式の燃料噴射装置がインジェクションなのです。
このインジェクションは手のひらに収まるぐらいのサイズで4気筒エンジンなら4つ、4気筒エンジンなら6つ搭載されている燃料噴射装置です。

この燃料噴射装置としての機能をアナログで行うのがキャブレターであり、デジタルで行うのがインジェクションになります。
インジェクションは車やバイクを動かすために不可欠な部品であり、トラブルがあるとまともにエンジンが動かなくなるのです。

キャブレターとの違いは?

先ほど記載したように燃料噴射装置としての機能をアナログで行うのがキャブレターであり、デジタルで行うのがインジェクションになります。
今ではコンピューター制御が当たり前となっているのでインジェクションが主流ですが、一昔前はキャブレターを用いていたのです。

ただし、キャブレターは車の状態を把握し最適な燃料を噴射するといった機能までは備わっていないので、インジェクションに比べると燃費が悪くなってしまうとか、天候などの不確定な要素によって安定しないことがあります。

部品単位で交換可能であることやメンテナンスがインジェクションよりは用意であるというメリットはありますが、今では技術の進歩によってインジェクションの整備性も格段に向上しているのでインジェクションならではのデメリットも薄れつつあります。

故障原因は一体何か?

インジェクションが故障するとまともにエンジンが動かなくなるので排気量が減少してパワーが低下したりトルクが低下してしまいます。
すべてのインジェクションが壊れてしまうとエンストも発生してしまうでしょう。

インジェクションが壊れてしまう原因は燃料がうまく噴射できなくなってしまうことにありますので、多くは燃料の燃焼によって発生してしまうカーボンや燃えかすであるスラッジ、そしてスラッジの原因となっている油膜状の汚れであるワニスなどが目詰まりを起こしてしまうことです。
滅多に車やバイクに乗らない人はそれだけ固着する可能性が高いので注意しましょう。

おすすめの洗浄方法について

基本的にインジェクションのトラブルは目詰まりにありますので、目詰まりを解消できるような洗浄ができればトラブルが解消できるケースが多々あります。
簡単な方法では燃料タンクにインジェクタークリーナーといった燃料添加剤を入れることです。
給油口から洗浄剤を入れるというシンプルな方法なので、なんとなくパワーが低下したとかトルクが低下したと感じる方は試してもらいたいです。

他にもインジェクターを徹底的に洗浄できる専用機を使うという方法もありますが、これを持っている人はほとんどいないので自動車整備工場で働いている方など限定的な方法となってしまうでしょう。
あとはインジェクター自体を取り外して超音波洗浄機で洗ってしまうことです。
こちらも一般の方では行えない作業なので注意しましょう。

ハンドルグリップは手を守ってくれる

ちょっとした事ですが、ハンドルグリップに何を使うかで、操作性や快適さが変わってくるのです。
素材やカラー、形状などけして一辺倒ではないので見ているだけで楽しいという人もいるでしょう。
バイクをお楽しみや趣味で走行している人でも、ハンドルグリップの素材をグレードアップしただけでも、楽しさが増します。
仕事で使っている人は、寒い季節にバイクを使う時など、手もとを温めてくれるタイプなら、あると便利です。

山で使う人は木や葉っぱで手を傷つけないように、保護という意味で、ハンドルグリップを使えたら助かるでしょう。
こうして考えていくとハンドルグリップは買えば1,000円程度の商品ですが、とても大事だと気づかされます。

ハンドルグリップ選び方いろいろ

実はハンドルグリップと一口に言っても、種類は豊富で選ぶのに困るでしょう。
たとえば素材だけあげると、アルマイト、ゲル、ゴム、フェイクレザーとこれだけあるのです。
この中で最もポピュラーなのはゴムでしょう。

多くのバイクでは樹脂が使われています。
特に袋状のものは、寒い冬に走行する時に手もとを守ってくれるのです。
最もオーソドックスな円筒状以外に、楕円状、握りやすい形状になったものなど多彩でしょう。

カラーも多彩にあります。
ヒーター付き、衝撃を和らげてくれるものなど、さまざまです。
どれを使うかはライフスタイルにもよりますし、バイクとのバランスもあるでしょう。
瓶餡肌の人は素材で選んだ方がいいかもしれません。

ハンドルグリップはこれだけある

国内には舗装されていない山道がまだまだたくさんあります。
日頃山道を走っている人は、ぜひオフロードグリップを利用してください。
握りやすさと高い耐振性が持ち味ですから、悪道を走る時はもってこいです。
ツーリングを楽しみたい人や街走り、お買いものなど、環境によってはおすすめできます。

アルマイトグリップは金属製で硬い素材でできているものです。
サーキットを走るライダーは特に、握るだけで路面の状態をグリップの振動だけで知る事ができます。
微妙な操作も簡単にできるので、峠を走る時も便利です。
山岳地帯に住んでいるなど、特殊な環境にある人にも、おすすめします。

レザーグリップはおしゃれな人向けです。
街走りやお買い物に出かける時でも、ビジュアルを楽しみたい、生活にプラスアルファの潤いが欲しいなど、目的はさまざまでしょう。
個性をバイクで出したい時など、おあつらえ向きです。

ホットグリップは先述したように、極寒の地でバイクを生活に取り入れているなら、使ってほしいタイプになります。
日焼けから手先を守りたい時にも便利です。
一番使われているタイプの1つでしょう。

空冷エンジンはオーバーヒートしやすい

空冷方式での冷却が主流なバイクは、構造がシンプルなのでパーツが少なく、パーツ交換のコストが安くすみます。
走行しながら自ら冷やしていくので、特に何かしなければいけない事もなく楽です。
軽量化できるので小柄な体形の人でも扱いやすい、など水冷にはないメリットが多々あります。

ただし渋滞になると風が当たりにくいため、オーバーヒートをおこしやすくなります。
昨今はバイクが高機能した分、パーツが増えてきて空冷では冷えにくくなっているのが現状です。
それゆえ空冷エンジンが希少になってきています。

季節の影響を受けやすい難点もあります。
空冷を採用しているメーカーもありますが、多くは海外です。
空冷をめぐる環境は少しずつ厳しくなっています。
中古で購入してファンもついていないバイクの場合は、どう対処すべきかが悩みどころでしょう。

オーバーヒートの原因は他にもあり

空冷であるゆえに天候の影響を受けやすいのは、エンジンの焼け付きや他パーツの破損につながるので、できるかぎり避けたい点です。
オイルの劣化が原因で、エンジンが摩擦熱を帯びて、オーバーヒートを起こす事もあります。
空冷であっても電動ファンがあれば問題はないでしょう。

電動ファンがない、正真正銘の中古だったら、特に渋滞時は要注意です。
空冷でなくてもバイクは熱を帯びやすい性質があるので、暑い季節は特に注意が必要になります。

オーバーヒートが起きると、生じる症状

オーバーヒートが発症した時は、前触れのような事は起きないのか、気になります。
煙が出てくるようなら、それこそ燃えだす寸前なので危険です。
そこまで行く前にがりがりっと、ひっかくような音がしてきます。

急激にスピードが出なくなり、急停止します。
そのままエンジンがかからなくなるのです。
もしもこうした症状がでたら速やかに対処しましょう。

オーバーヒートをおこしたら、どうしたらいいか

オーバーヒートを起こしたら、ともかくも冷やす事が大事です。
停止してしまったら、エンジンがかからないので、押して歩くしかありません。
安全で涼しい場所に移動して、しばしの休憩をとりましょう。

渋滞時に移動するのは大変な場合もありますが、これが一番の方法です。
重度になると再起動するのは、リスクが高いので、最悪JASにSOSを出すのも方法の1つになります。
くれぐれも水をかけるなど、はやまった事は避けるのが肝心です。

オーバーヒートを起こさないために、やっておきたい事

エンジンを酷使しないのが良いので、シフトチェンジをこまめにしながら、バイクの回転数を下げるテクニックを身につけておくと、役にたちます。
長時間ツーリングをするなら、こまめに休憩を取るのも重要です。
後付けファンを設置してみるのも良いでしょう。
他にもさまざまできる事はありますので、試されることをおすすめします。

バイクには燃料計が付いていないことがある

バイクが車と大きく違う点として、「車種によっては、燃料計が付いていない」ということがあります。
燃料計は残りのガソリン量を知るためにとても大切ですが、バイクによっては付けられていないことがあるのです。

特に車からバイクに乗り始めると、燃料の残りを確認できないことに驚いてしまう人が多いです。
こうしたことにならないよう、なぜバイクに燃料計がついていないのかと、ガソリン残量の確認方法を理解しておきましょう。

燃料計がバイクについていない理由3つ

燃料計がバイクについていない理由は、大きく分けて3つあります。
まずは「予備タンクがあるため」です。
バイクには通常のガソリンタンクとは別に、予備のタンクがあります。
この中にある燃料だけでもかなり長い距離を走行することができるため、メインのガソリンを使い切っても問題ないのです。

次の理由として、「コストの問題」があります。
バイクを生産するには、もちろんコストがかかります。
バイクメーカーはコストを抑えるほど利益を出すことができます。
バイクの販売価格は車ほど高くないため、できるだけ不要なパーツを付けないことが多いのです。
燃料計を付けないことによってメーカーはコストを下げることができ、これによってより大きな利益を得ています。

さらに3つ目の理由として、「バイクはタンクのガソリン残量を外から覗いて確認することもできるため」ということが挙げられます。
ガソリンがあとどれくらいあるかを目で見てチェックできると、安心して走ることができます。
また、ガス欠でバイクを押すことになることも防ぐことができます。

燃料計は走行中は見ることができなくても、停車したときに燃料をチェックできるため、燃料計をあえて取り付ける必要がないのです。

このようにバイクは、燃料をすぐに確認しなくても良い仕様になっており、ストレスなく扱うことができます。
最初は少し戸惑うかもしれませんが、「バイクならではの仕様」と考えれば、それほど気になりません。

燃料計がないことで、すっきりしたデザインになる

逆に燃料計がついていないことで、実はメリットもあります。
それは「バイクの外観が格好良くなる」ということです。

ガソリン残量を確認できるメーターが付いていると、中には車体から少し浮いているように感じる人もいます。
燃料計は機能性を重視するなら付いているべきものですが、デザイン面ではライダーに不評なことがあるのです。

ライダーは格好良くバイクに乗りたい人が多く、「格好良く走るなら、少しくらいの我慢は問題ない」と考えていることが多いです。
こうした人は燃料計による便利さよりも、自分好みのバイクの外観を優先するのです。

このように燃料計の有無から、バイクが作られる上での事情を知ることができます。
また、ガソリン残量を知るための手段も紹介しました。
ガソリンはツーリングなどをする上で大切なため、ガス欠にならないよう定期的に確認しましょう。

バイクは世界の各国で普及している

バイクは世界のさまざまな国に普及しており、多くの人が移動手段として利用しています。
そしてその中には、バイクに乗る人が多い国とそうでない国があります。
どのような国でバイクが乗られているかを知ることで、よりバイクについての興味を深めることができます。

ここではランキング形式で、バイクに乗る人が多い国を紹介します。
ぜひ参考にしてください。

バイクに乗る人が多い国ランキング

バイクに乗る人が多い国の第5位は、中国です。
中国は世界の中でも人口が多い国として知られていますが、バイクに乗る人も多いです。
約60%がバイクに乗っており、現在もたくさんの人が移動手段として利用しています。

次に多い国は、マレーシアです。
マレーシアは最近発展し始めている国で、バイクに乗っている人がとても多いです。
また、今後もさらに成長が期待でき、新たに乗り始める人もまだいる可能性がある国です。
マレーシアは約83%がバイクに乗っています。

第3位はインドネシアです。
インドネシアはオーストラリアに近い国で、周りが海に囲まれた国です。
この国でもバイクが広まっており、約85%まで普及しています。

第2位はベトナムです。
全体の約86%にバイクが普及しており、かなり高い数字となっています。

そして第1位となっているのが、アジアの国であるタイです。
タイは近年大きく成長してきている国ですが、約87%までバイクが普及しています。
タイはバイクに乗っている人が多いためとても活気があり、街中を見てみるとバイクがたくさん走っていることに驚くはずです。

バイクの普及率は以上のような順になっており、新興国を中心に多くの人に乗られていることがわかります。
日本でのバイク普及率は約21%となっており、非常に低い数字となっています。

バイク普及率の数字からいえること

上の数字を見てみると、バイクの普及率と国の経済成長度合いは、反比例すると考えられます。
これから経済的に大きく成長する可能性がある国ほど、バイクに乗る人がたくさんいるといえます。
また、経済成長がある程度のレベルに達した新興国は、バイクの普及率が低い数字と考えられます。

もちろんですが、バイクの数字だけで経済について考えることはできません。
ただ、ひとつの参考には十分なります。

バイクについて興味をもつと、このようにどれくらいバイクが普及しているのかについても興味が湧くようになります。
そしてこれは、経済に興味をもつことにもつながるのです。
あなたもぜひ、バイクを通して経済にも目を向けてみましょう。
するとバイクでツーリングをするときとはまた違う、新たな景色が目の前に広がるはずです。

量産型バイクを最初に作ったのは現在のベンツ

バイクには長い歴史がありますが、その歴史を遡ると1890年代に行き着きます。
この頃に世界初のバイクとなる「リートワーゲン」というバイクがドイツで作られました。
そこから改良が加えられ、現在のベンツによって世界初の量産型バイクが作られました。
それが「ヒルデブランド&ヴォルフミュラー」というモデルです。

現在は世界各国の各メーカーから、さまざまなバイクが量産されています。
しかしその源泉を辿ると、このバイクが最初だったのです。
世界初のバイクにどのような特徴があったのかを見てみましょう。

世界初のバイクがもっていた特徴

世界初のバイクであるヒルデブランド&ヴォルフミュラーの特徴として、まずは「パラレルツインエンジン」が挙げられます。
エンジンはバイクにとって心臓ともいえる部分で、走行性能を左右する重要なパーツです。
1890年代という昔から、パワフルなバイクのエンジンとはどうあるべきかが研究されていました。
そして当時の技術で到達したのが、この形のエンジンだったのです。

パラレルツインエンジンは2本のシリンダーが平行に2本付けられています。
1本ではなく2本にすることで、ドイツのタフな道も走ることができる力強い動力を生み出したのです。
この考え方は現在のエンジン開発でも元になっています。
今は当時のエンジンから大きく改良がなされていますが、根本的な考え方は共通していたのです。

また、エンジンは「水冷1500cc」となっていました。
1500ccというと、現在の大型バイクとしても十分通用するサイズです。
昔の路面は今よりも整備されていなかったため、荒れた道でもしっかりと走ることができるパワーが必要でした。
そのために1500ccという排気量は、必要不可欠なスペックだったのだと考えられます。

エンジンの冷却は水冷と空冷があり、水冷は現在も用いられています。
効率よく冷却できるシステムとして、水冷エンジンは以前から定評がありましたが、それが現在まで続いていることは驚くべきことといえます。

世界初のバイクは博物館に展示

このように世界で最初に作られたヒルデブランド&ヴォルフミュラーというバイクは、さまざまな特徴をもっていました。
現在このバイクを個人で所有している人はいないと考えられており、博物館に展示されています。

現存しているバイクは今でもしっかりと動き、当時の走りを再現してくれます。
1890年代に作られたバイクが今でもしっかりと動くのは衝撃で、懐かしさと新鮮さを同時に感じさせてくれます。

主流となっている現行バイクも、とても魅力あるものです。
ただ、ときにはこうした昔のバイクにも目を向けてみると、さらにバイクに対する興味を深めることができます。

バイクショップの店員さんは、ほかのお店よりも気さくなことが多い

ライダーがよく足を運ぶ店として、「バイクショップ」があります。
バイクショップはバイクだけでなくウェアや各種パーツなど、バイクに関連する商品を販売しています。

バイクショップでは店員さんが案内や説明をしてくれますが、気さくな人が多いです。
明るくユーモアがあるだけでなく、敬語ではなくいわゆる「タメ口」で話す人も比較的多いのです。

一般的なお店の場合、敬語を使わずに接客をする店員さんはあまりいません。
もしタメ口で案内する人がいた場合、そのスタッフにはクレームが入る可能性が高いです。
しかしバイクショップの場合、店員さんが常にタメ口なのにもかかわらず、お客さんは怒らない人がほとんどです。
それどころか敬語で接する店員さんよりも仲良くなることが多く、お客さんと店員さんでツーリングへ出かけることさえあります。

「バイクが好き」という強い絆で、お客と店員さんの距離が近くなる

バイクショップの店員さんがフレンドリーなのは、「バイクが好き」という共通点があるからです。
店員さんもお客も、バイクに対して強い情熱を持っていることは同じです。
そのためお互いに親近感が生まれやすく、それがタメ口などの気軽な接し方に反映されるのです。

店員さんがこのように接客してくれることで、お客も「この人は自分の仲間だ」と感じるようになります。
そして「お店とお客」という関係だけでなくプライベートでも仲良くなれるような、強い絆を生み出すのです。

バイクショップの店員さんは一見すると、ほかのお店よりラフな印象をもつかもしれません。
しかし実はお店とお客の距離を縮める、絶妙の対応なのです。

また、バイクに乗る人は、「ときには社会のしがらみを忘れて、思い切り走りたい」と思っている人が多いです。
一般的なお店の敬語を使った接客は、良くいえば「丁寧」ですが、逆にいうと「型にはまっている」ともいえます。
ライダーは「形式にこだわるよりも、本音を大切にしたい」と考える傾向にあります。
敬語を使うスタッフからは本当の気持ちが伝わりにくく、ライダーは逆にマイナス印象をもってしまうことがあるのです。

話し方は気さくでも、最低限のマナーはある

気さくな雰囲気のあるバイクショップの店員さんですが、最低限のマナーは守って接客をしています。
あくまでもショップのスタッフのため、お客さんの要望には丁寧に対応するように心がけています。

逆にお客やバイクの扱いに対してしっかりと仕事をしないと、ショップの店員さんはお客から「バイクに詳しくない、扱いが雑」のように思われてしまいます。
きちんと基本を押さえているからこそ、フレンドリーな接し方ができるのです。