オイルフィルター交換はどのぐらいの頻度で行う?
バイクメンテナンスの一つに、オイル交換があります。
オイル交換はオイルのみを交換する作業ですが、エンジンオイルにはオイルの潤滑経路でついた汚れを取り除くフィルターがついています。
このフィルターも汚れるため、定期的に交換が必要です。
オイルフィルターはエレメントとも呼ばれています。
汚れるとオイルがフィルターを通過しづらくなり、流量が低下します。
またひどい場合には、オイルが循環できない事態を引き起こしてしまうこともあります。
そうならないためには、オイル交換と合わせてオイルフィルターの交換も行うのが賢明です。
交換作業はDIY可能?
バイクのオイルフィルターは、メーカーや車種が変わってもユニバーサルなサイズスペックとなっています。
多くはエンジン内蔵タイプのフィルターを搭載しており、アコーディオンの形をした円筒形のフィルターが使われています。
その他にも、金属製のケースにフィルターを内蔵し、エンジンの外からカートリッジを設置するタイプなどもあります。
オイルフィルターの交換作業は、難易度としてはそれほど難しくありません。
そのため、もしもオイル交換をDIYでするのなら、オイルフィルターもDIYで交換すると良いでしょう。
やり方が分からなければ、フィルターを交換するためにショップへ持ち込む際に作業現場を見学させてもらうという方法もアリです。
またネットの動画にフィルターの交換方法が分かりやすく紹介されているモノがあるので、参考にするという方法も良いでしょう。
オイル交換のタイミングがおすすめ
オイルフィルターには、オイル循環の際に発生する汚れが付着します。
そのため交換する際には、アコーディオン上になっている肥田の中にどんな遺物が入っているかをチェックすることをおすすめします。
オイルフィルターのみを交換することも可能ですが、できればオイルを新しくするタイミングでフィルターも交換するのが賢明でしょう。
バイクの取扱説明書によると、新車時には1か月点検のタイミング、そして1,000km走行のタイミングでフィルターを交換し、そのあとは約9,000kmぐらいの頻度で交換するのがおすすめです。
オイル交換の目安は走行距離3,000km程度なので、オイル交換2回から3回にフィルター1回の交換のペースがちょうど良いでしょう。
オイル交換の目安やフィルター交換の頻度は、メーカーによって多少異なります。
また、フィルターはユニバーサルのため商品ごとに品質が若干異なります。
メンテナンスの際にはそうした点も考慮しながら、リーズナブルなフィルターならオイル交換の度に交換するとか、高性能なフィルターならオイル交換3回のタイミングで交換するなど、自身で調整しても問題ありません。