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ドライブチェーンのグリスアップはほんとに必要か

バイクや自転車、あるいは車など動力で走行する機器に標準装備されている、ドライブチェーンの洗浄を見てみましょう。
チェーンの掃除が必要だと気づいていない人も多数います。
何十年も使いまくったバイクのドライブチェーンは、摩擦予防のグリスが減っているか、まったく機能しなくなっているかもしれません。

グリスが機能していなければ、機械摩擦が進んだりさびついたりして、とても使い勝手の悪い状態におちいります。
最悪機械どうしの摩擦による火花が散る、ブレーキの利きが悪くなるなど、不測のトラブルによる、大事故につながりかねないのです。
かといって複雑構造のチェーンの掃除は、とてもめんどうくさそうにも思えます。

ホームセンターなどでは、自分でメンテナンスをしたい人用に、様々なお掃除アイテムが市販されています。
上手にそれらを活用しながら、快適なバイクライフを過ごしましょう。

グリスアップでマイバイクが新品によみがえる

ブレーキレバーや、クラッチレバーも重たくなった、といったような操縦の違和感も、グリスアップで解決してしまう事もしばしあります。
前準備としてブレーキチェーンのお掃除から始めてみましょう。
ドライブチェーン専用のグリスや、専用ブラシ、クリーンスプレーなども市販されています。
これら便利アイテムをそろえてみる事からはじめてみるのもOKです。

チェーンのグリスアップのために、まずやる事

スプレイ―式の洗浄液は、周囲に飛び散りやすいので、段ボールなどの衝立をバックにおいてからスプレーするのがおすすめです。
チェーンを移動しながらの作業になります。
専用ブラシで汚れを落とすのもOKです。

ひとどおり汚れを落とせたら、ウエスでチェーンの表面をふき取ります。
最後にグリススプレーをまんべんなく吹き付けたら完了です。

グリスアップにあたっての覚書

バイクのドライブチェーンは、むき出しなので、ほこりや汚れを吸着しやすい状態です。
グリスも当然劣化しています。
スムーズに落とすには、チェーンがある程度温まっている方が作業しやすいのです。
グリスアップ前に軽くウオーミングアップのためにバイクを作動させるか、晴れた日は野外で作業するのも良いでしょう。

グリスアップにもっとも適しているのは、夏です。
凍てつくような寒さの中での作業は、つらいものがあります。
数年に一度の割合でメンテナンスをしていけば、マイバイクはきっとその後も、調子よく走行してくれることでしょう。
バイクの寿命を延ばすにも役にたちます。

あまりチェーンが熱すぎても火傷をします。
そのためウォーミングアップをしっかりする事が重要なポイントです。